旦那様でも、長年連れ添ったパートナーでも、別れを切り出した最初のセリフは、「一緒にいる意味が見いだせない」
あなたと暮らしていく意味がない
2人でいる意味がなくなった
結婚の意味を見失ったことが、大きな別れの原因となります。
「共感」がなければ一人の孤独感が一層つらくなる
寂しいと感じる本当の原因は「共感」がないことです。
ひとりぼっちの食事、ひとりぼっちの子育て・・・
出かけようとすると「どこに行くんだ?」
家事をしていると「そんなに水を出していたらもったいない」
そんな言葉なんていらないのです。
置きっぱなしや脱ぎっぱなしを注意してもうるさがられる。
世間話をしていても聞いてくれない。
そして「それは君がわるいよ。こうすればいいのに」といらないアドバイスまでしてくる。。。
共感してくれない夫、パートナーと一緒にいるのは腹が立つことばかりになってしまいます。
いっそのこといないほうがマシだと思うでしょう。
一人でいるときより孤独でめんどくさいと感じるかたもたくさんいるのではないでしょうか?
一緒にいる時間はあるのに、共感が足りないから「孤独」と感じるのです。
まずは、その「共感が足りない二人」であることを認識しましょう。
目的のない話こそ大事なこと
目的は、ただ相手と話すことなのです。
問題解決の必要はありません。
夫やパートナーの「なんでもない話」は、愛の告白と同じくらい大切なことなのです。
子育てを終えた二人、仕事をリタイヤした二人、そこからまだまだ長い人生を「ともに歩いていく」ために、大事な課題になります。
「なんでもない話」ができる夫やパートナーはとても貴重です。「今日自分に起こったこと、なんでもないこと」を妻やパートナーとシェアしようとする気持ちが大事です。
「なんでもない話」の達人である男性も、もちろんいます。
・駅前の交差点、かぜがすごく強かった
・今日は月がきれいだよ、一緒に見よう
・今日は雨がすごいよ、一緒にみよう
そんな風に、なんでもない会話をずっとパートナーとできる男性は、女は手放さないでしょう。
「なんでもない話」をできるようになるために大切なこと
なんでもない話を急にしようと思っても男性もハードルが高いでしょう。
まず、第一ステップとして「二人で何かを一緒にする」ことが大事です。
・休日は一緒に料理をする
・一緒にお散歩をする
まずは、そういう二人の「共通体験」を作っていきましょう。
「今日は晴れていてお洗濯ものが早く乾きそうだね」
「駅前のコロッケがおいしいらしいの。今度一緒に買いに行こう」
「今日はあそこの公園に寄ってみない?桜が満開で綺麗だったよ」
まずは女性の方から、いろいろな「なんでもない話」をして、共通なことを積み上げていきましょう。
先に「入力」してあげることで、反応が鈍い夫やパートナーも徐々に理解し、必ず返してくれるようになります。
根気よく、二人の共通体験を作り上げていきましょう。